保育園・幼稚園の謝恩会で流す『ありがとうムービー』
初心者なのに、制作担当になってしまった!そんなあなたに、ムービー制作のポイントなどをアドバイスしていきます。
▼動画制作が決まったらまずやることはコチラで確認!
この記事は上の記事の続きになります。
ムービー作り開始!どこから手を付けたらいい?
前記事の、基本の準備ができたら、いよいよ動画を作っていきます。
ムービーの中には、写真などの画像だけでなく、動画も入れることができますが、データが重くなったり編集に余計時間がかかります。
今回は初心者向けということで、素材は写真(画像)のみの、基本のムービー作成手順を説明しますね!
1、トータルで写真を何枚使えるか調べる
まず動画全体に何枚写真を入れられるのかを調べます。
写真を何枚入れられるのかは、使用する曲によります。
まずは曲の歌詞を書き出し、見える化します。Excelを使用すると後々作業しやすかったです。(Wordに打ち込んだり、ネットで曲の歌詞を探して印刷するでもOK!)
実際に曲を流しながら歌詞を見て、どの位置で写真を切り替えるかを決めていきます。
目安は写真一枚につき、3~4秒。全て4秒!などと決めてしまうよりも、歌詞や曲調の区切りのいいところで次の写真に切り替わるように調整した方が、動画の完成度がグッ上がります。
実際に曲を流しながら、どこで写真を切り替えるか、前奏や間奏の部分には写真を何枚入れることができそうか、丁寧にカウントしていきましょう。
私はエクセルに歌詞を書き写し、歌詞の下に写真の切り替えポイントの印をつけながら作業しました!
2.動画の内容の配分決め
動画に何枚の写真を入れられるか決めたら、何の写真にするか内容の配分を決めます。
Aメロ 4枚(いちご組-年少)
Bメロ 3枚(もも組-年少)
Bメロ 3枚(バナナ組-年少)
サビ 4枚(いちご組-年中)
サビ 4枚(もも組-年中)
間奏 8枚(バナナ組-年中、いちご組-年長)…
2番のサビ 4枚(先生たちの写真)…
などと、前回の記事の『おおまかな構成を決める』の工程で決めた構成を、曲にざっくり当てはめていきます。
3.画僧の上に載せるテキスト(言葉や文)を決めていく
「タイトル(~○○園のおもいで~)」「ぼくたちは○○園に入園しました」「たくさんのおともだちや、大好きな先生と出会いました」「いちごぐみ」「みんなでがんばった運動会」などなど、画像と共に載せたいテキストを、どこに当てはめるのかを大体決めていきます。
これもエクセルに記載した歌詞の下に、どの歌詞のところでどのテキストを入れるか分かるように入力していきます!
文字入れのポイントは2つ
Point1.子供のムービーだからといって、平仮名ばかりにしない。あくまで先生・保護者向けを意識。文を子供口調にする必要もありません。
Point2.文や文字を入れすぎない。子供たちの成長を感じる写真や先生との思い出の写真を見ながら、それぞれの心の中でしんみり考えたいもの。言葉は要りません。余計なテキストはできるだけカットしましょう。
4.使う写真を決めていく
写真を選ぶこの作業が奥深く、頭も使い、とても時間がかかります(;^_^A 『がっかり動画』にしないために一番重要で、作業的にも最も労力を使います。
用意するもの:園児と先生の名簿
1.「これはすごくいい写真だから絶対に使う」という写真を抽出
『がっかり動画』にならないようにするために、ムービーに誰が何回写っているのか、正の字でカウントしていきます。
まず「絶対使う」と決めた写真に写っている人を、用意した名簿に正の字でカウントしましょう。
2.まだ登場していない子を中心に「できれば使いたい写真」を抽出
そしてその中から使う写真を決めたら、写っている子の出演回数をを名簿でカウントする。これをどんどん繰り返し、最終的に「たくさん写っている子」の写真と、「写っている回数が少ない子や小さくしか写ってない子」の写真とを入れ替え差し替え調整して、みんなの写り具合を均等になるように調整していきましょう。
この入れ替え差し替え調整して・・・が大変なのです(泣)
先生の写真も同じく、「私たくさん関わってきたのに一枚も写真写ってなかった…。」と悲しい思いをさせないように、名簿で確認しながら写真を調整しましょう。
まとめ
文章で読むと簡単なことなのですが、実際に動くとなると一つ一つの作業にとても時間がかかり大変なんですよね(;O;)
もし可能であれば、どこに何の写真を何枚載せるか決めた時点で、各保護者に「あなたは運動会の時の写真」「あなたはさくら組の時の写真」と指定して、我が子のお気に入りの写真をそれぞれ送ってもらって作ると、写真選びの必要がなくなり、作業が楽になりますね。(勝手に気に入らない所に割り振られた!と文句を言うような保護者がいたら困りますが…)
小さい子供を寝かしつけてからの作業、眠くてつらいですよね…。無理せずできる範囲で頑張りましょう!
コメント