2024年前期のNHK連続テレビ小説「虎に翼」。
日々話題になっている「虎に翼」ですが、戦争孤児でスリ集団のリーダーだった道男のキャラクターが、応援したくなる役どころだと注目されています。
道男は体格が良い割に「戦争孤児」という役柄であり、年齢設定などが気になっている方も多いようです。
【虎に翼】戦争孤児の道男に注目!
戦争孤児の道男を演じているのは、俳優の和田庵さん。
道男は周りの大人に反抗的な態度を取る役柄でありながらも、それは過去に傷ついた経験や寂しさが原因であることも分かりました。
強がりの中に寂しさや弱さを感じる姿からも、応援したくなるキャラクターです。
身長もあり、恰幅もいいため、「少年」というには大人っぽくも見える道男。
本記事では、道男の年齢設定や生い立ちなどについてまとめました!
【虎に翼】道男は何歳?年齢設定を確認!
俳優の和田庵さんが演じる、戦争孤児の「道男」。
「虎に翼」の道男の年齢設定は、16~17歳です。
寅子や花江ちゃんよりも15歳程若い年齢設定ですね。大人っぽく見えますが少年です。
寅子の弟の直明からみると、3~4歳年下という設定です。
そのためがっしりとした体形なんですね!
体格的には直明とあまり変わらない恰幅の良さで、少年というよりも青年という感じがします。
【虎に翼】道男の生い立ちまとめ!
スリグループのリーダー
寅子は、視察に出た先で、小橋がスリに遭う様子を目撃。
逃げたスリの少年を追いかけた先には、カフェー燈台がありました。
「轟法律事務所」と名を変えた建物の中には、轟とよね、そしてスリの少年・道男がいました。
道男は戦争孤児の仲間にスリをさせて、そのお金で皆を守っていました。
数日後、警察により孤児の一斉補導が行われ、家庭裁判所に送り込まれた大勢の孤児たち。
その中にいた道男は、寅子に
どうせどこにいっても邪魔者扱いされる。
お前なにしてくれんの?家にでも泊めてくれんの?
と苛立ちをぶつけます。
寅子は、売り言葉に買い言葉で
いいわよ、いくらでも泊めてやるから!
と言い、猪爪家に来ることが決まりました。
厄介者扱い
猪爪家で引き取ることが決まったものの、花江ちゃんの息子たちは道男を怖がっており、「早く追い出してよ」と花江ちゃんにせがみます。
しかし花江ちゃんは、「そんなこと言わないの。道男君が色々お手伝いしてくれて、お母さん助かってるのよ。」と息子たちを諭します。
そんな様子を、優未と遊びながら見つめる道男…。
花江ちゃんにプロポーズ!
花江ちゃんは、亡くなった夫・直道の服を仕立て直し、道男に着せてあげることに。
直道の服を着た道男を見て、花江は「あら、似合ってるじゃない」とほめると、道男は恥ずかしそうに「そうか」と頭をポリポリ。
すると花江ちゃんは直道さんのことを思い出して涙ぐんでしまいました。
花江ちゃんが、「本当はね、ずっと考えてるの。直道さんがそばにいてくれたら、って。」と泣いていると、道男は突然ひざまずき、
俺、なれないかな。
その人の代わりに。
花江ちゃん、優しいしいい人だしキレイだし。
だから俺、俺…
と告白。
「ご飯にしようか」と花江ちゃんははぐらかしますが、道男は腕をつかんで「頼むって。花江ちゃん!」と真剣な表情を見せます。
息子たちが入って来て「何してんだよ!」と激怒しました。
はるの視線に傷つく道男
猪爪家に来た時から本当の家族のように接してくれたはるに、道男も心を開きかけていました。
しかし道男と花江の息子たちの乱闘騒ぎに駆け付けたとき、はるは道男を誤解して汚らわしいものを見るような目を向けてしまいました。
「なんだよ、結局そんな目で見てくんのかよ!」と、道男は行方をくらまします。
行方が分からなくなった道男のことを気にしていたはるは、数日後倒れてしまいます。
寅子は道男を探し出し、頭を下げてはるの元へ連れて行きました。
はるは道男を抱きしめ、「よくここまで、一人で生きてきたね。」「全てを突っぱねちゃだめ。」と道男に言葉をかけ、道男は涙ながらにはるの手を握り返しました。
はるは、その夜に息を引き取りました。
道男の謝罪
はるの火葬が済んだ後、道男は花江ちゃんに告白した時の自分の行動を謝罪します。
ごめんなさい。俺さ、バカみたいだけどさ、猪爪家の人になりたいって思っちゃったんだよね…。
だから、花江ちゃんの大事な人の代わりになれたらって…。
でも、俺がなりたいのは、直人や直治、優未なんだよな。
そんなこと無理なのに。
と、猪爪家の人間になりたくて、花江ちゃんに告白したことを説明し、頭を下げます。
その素直な謝罪に花江ちゃんたちは心を動かされ、笑顔で道男の謝罪を受け入れるのでした。
寅子も「産んであげることはできないけど、もうおおむね同じようなもんよ。」と声をかけます。
仕事が決まる
はるの死後、笹山のおじさんと偶然再会した寅子。
田舎から戻って再び寿司店を開くことにした「笹山」の店で、道男が住み込みで働く話をもらいました。
「行きます!」と、被せ気味に返事をし、笹山で働くことを決めた道男。
一人前になったらさ、一番に、みんなに寿司ごちそうするよ。特上のやつ!
と言い、皆を笑顔にさせました。
そして試験観察を経て、道男の不処分が決まったのでした。
まとめ
戦争孤児となり、つらい思いをしながらも必死に生きてきた道男。
悪事に手を染めたものの、寅子たちの優しさに触れ、更生し新しい一歩を踏み出すことができました。
道男がこの先も登場するかどうかは明らかにされていませんが、寿司職人としての修行を積み、元気に生活している道男の笑顔が見たいですね!
コメント