ドジャースの大谷翔平投手の通訳を務める水原一平氏が、「巨額の窃盗の疑い」で2024年3月20日に球団から解雇されました。
このニュースは地元紙ロサンゼルス・タイムズやスポーツ専門局ESPNなど、複数の米メディアが大々的に報じました。
水原一平は何した?何があった?わかりやすく解説!
連邦捜査当局が南カリフォルニアのブックメーカーを運営するマシュー・ボウヤー氏を捜査している中で、大谷翔平の銀行口座からボウヤー氏の関係者に複数回送金されていることが確認されました。
少なくとも昨年9月と10月の2度、50万ドル(約7600万円)ずつ大谷翔平の口座名で同氏に送金されているといいます。
大谷翔平の銀行口座から送金されたのは、現時点の捜査で450万ドル(約6億8000万円)にのぼるとのこと。
大谷の弁護士が所属するバーク・ブレトラー法律事務所の広報担当者は、「大谷翔平が大規模な窃盗の被害者であることが分かり、我々はこの問題を当局に引き渡している」との声明を出しました。
急に変わった水原一平の証言
複数の関係者から情報を得たESPNによると、水原一平さんは連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカー(スポーツベッティングの取扱業者)にギャンブルで多額の借金をつくりました。
水原さんは19日に大谷の所属事務所の広報担当者が手配したESPNのインタビューに応じ
「明らかに彼(大谷)は本件に満足しておらず、二度とこのようなことをしないように私を助ける(借金を補填する)と言った」
と証言しました。さらに
「翔平が賭博に全く関与していなかったということをみんなに知ってもらいたい。私がこれが違法であるとは知らなかったということを知ってほしい。私は苦労して教訓を学んだ。スポーツ賭博は二度とやりたくない」
と語ったとのこと。
また、なぜ大谷がボウヤー氏側に直接支払うのではなく、水原氏に資金を渡さなかったのかと尋ねられた水原氏は
「翔平はお金に関して私を信頼していない」 「翔平は私にギャンブルでお金をなくしてほしくなかった」 「大谷選手に“お金を返す”と伝えた」
と話したといいます。
ESPNのインタビューでは、
大谷選手がギャンブルでの借金の支払いに同意して、自身のコンピューターで、水原氏が見守る中「ローン」という説明を入れて電信送金を行った。
とも発言。
これが本当なら「窃盗」ではないですよね
しかし、翌日になって水原氏は、
「翔平は私の借金のことは知らず送金もしていない」 「翔平は僕のギャンブルや借金、返済については全く知らない」
と述べ、ESPNで発言した内容のほとんどを撤回しています。
一体どの情報が正しいのでしょうか。
大谷翔平も逮捕される?
スポーツ賭博は米国内の約40州で合法ですが、大谷翔平や水原一平さんが拠点を置くカリフォルニア州では違法です。
違法賭博と知った上で借金を肩代わりしていることから、万が一「加担した」と大谷翔平まで罪に問われてはいけないと、急に発言の内容を変更してきたのかもしれません。
大谷翔平がいきなりドジャースから解雇というニュースが飛び込んでこないことを祈ります。
現状で分かっていることはここまで。
現在調査中で、これ以上お伝えできることは何もないと報道されています。
一体何が起きたのか、続報が待たれるところです。
まとめ
水原氏は大谷とともに今春のアリゾナキャンプを過ごし、ドジャースナインとともに韓国・ソウルでの韓国シリーズに同行。解雇された当日の開幕戦でも大谷の取材対応で通訳を務めていました。
水原一平さんのファンも密かに多かったことから、国内外でのショックは大きいものになっています。
大谷翔平選手の野球にも影響がないといいですね。
コメント
コメント一覧 (1件)
大谷さんが賭博に関わっていたということは絶対にありませんが、野球に影響がないか心配です。