保育園・幼稚園の卒園式。そのあとに行われる謝恩会は保護者であるママパパたちが企画運営します。
謝恩会の中で流す『ありがとうムービー』を作る係になってしまった!という方へ
ムービー制作に向けた準備物や、制作手順、注意点などを記載しています。
動画制作初心者でも、基本を押さえれば、みんなが満足できるムービーを作ることができますよ!
▼この記事の続きです!
準備物
ムービーを作るにあたって、絶対に必要になるものはコチラです。
・卒園児全員の名簿(漢字・ふりがな) ・園の先生の名簿 ・動画作成に使用する写真データ ・動画に使用する曲のデータ ・動画作成に使用するパソコンやタブレット、スマートフォン等 ・ディスクに焼くためのDVD-R (失敗を見越して多めに予算を組んでもらい、少し多めに買いましょう)
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私は2010年頃に購入したMac Proの中にあったアプリ、iMovieで作成してBurnでDVD-Rに焼きました。
ムービー制作が決まった!まずやることは?
1.ムービーの上映にどれくらい時間を割けるのかを確認する
まだ他の余興の時間も未定だったりするので難しいかもしれませんが、10~15分程度取っても大丈夫そうなのか、それとも5分以内に抑えないといけないのか…分かる範囲でいいので念のため確認しましょう。この後の制作の工程に影響してきます。
2.大まかな構成を考える
大まかな構成の例
例1. 園で過ごしている子供や先生の写真(入園当初~卒園の年まで、年度ごとに区切るなどして時系列で)〈5分〉 → 園児一人ずつの顔写真(名前入りで入園時の写真と現在の写真を載せる)〈4分〉 → 先生と園児の思い出の写真と、ありがとうのメッセージ〈2分〉
例2. 先生と園児の思い出の写真(園内での普段の様子)〈4分〉 → 先生と園児の思い出の写真(イベントでの写真)〈4分〉 → 園児一人ずつの顔写真と、先生へのメッセージ〈5分〉
例3. 園で過ごしている子供や先生の写真〈4分〉 → 入園当初から時系列で、クラスごとの集合写真〈2分〉 → 園児一人ずつの顔写真と、先生へのメッセージ〈5分〉 → 先生一人一人の顔写真〈2分〉
最初にザクッと構成を決めると、「誰の、どんな写真を用意しなくてはいけないのか」が見えてきます。
写真集めや写真選びには時間がかかるため、まずはここでどんな写真が必要なのかあぶり出しましょう。
3.写真を集める
構成が決まれば、園児の保護者から写真やメッセージなどを収集します。
提出が遅い保護者の方もいらっしゃるので、できるだけ早く案内し始めた方が良いです。
私は「園児全員の写真2枚(赤ちゃんの頃と卒園年の写真)と、先生へのメッセージ」を集めなければいけませんでした。
データ収集の方法は、私個人のメールアドレスを記載したおたよりを作成・印刷し、園の先生に配ってもらいました。(先生にはおたよりの内容は見えないようにしました)
〈おたよりに記載する項目〉 ・提出してほしいもの(何歳頃の写真か・全身・顔のみ ・一人で写っているもの・横向き…等、要件を詳しく書いておく) ・必要な画像の枚数 ・提出方法 ・提出先(メールアドレス等) ・提出期限 ・個人情報や写真データの取扱いについて(画像データや、画像を送ってきた保護者のメールアドレスは、謝恩会関連以外には使用いたしません。終了したら削除いたします、等、きちんと書いておくと提出する側も安心できますね。)
ここでの注意点は、どのパートで使うのかきちんと考えて「多くもらいすぎないこと」
足りないと困るし…と思って多めにもらってしまうと、意外と枚数が入りません。
他の保護者から「あれ?あの写真送ったのに使われてない…」なんて不満を持たれてしまったりもします。
もし写真が足りなかったら追加でもらうつもりで、必要最低限の画像をもらうようにしましょう。
4.曲決め
ムービーを作る作業の中では最も楽しい段階です。何分程上映に時間をもらえるのか確認してから、1曲~2曲選び、パソコン等に入れます。私は2曲を丸々使用し、12分程のムービーになりました。
ここまでできたら、写真データが集まるのを待ちながら、ムービー制作スタートです。
▼次回 ムービーを作り始めよう!
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