スタジオジブリ制作の映画「猫の恩返し」
2002年に『ギブリーズ episode2』と同時上映で公開されました。
主人公の女子高生ハルが偶然猫の王子を助けたことで、「猫の恩返し」が始まる不思議でかわいい物語です。
【猫の恩返し】街並みやお魚クッキーにはモデルがあった!
スタジオジブリ制作の映画「猫の恩返し」。その舞台に「モデルになっている場所があるのか気になる!」という声があがっています。
さらには、映画の冒頭に登場してくる、お魚クッキーやケーキ屋さん。
実際にあるなら買いたくなるくらい可愛いため、モデルがあるのか気になっている人も多いようです。
本記事では、映画のモデルとなっている場所や、お魚クッキーのケーキ屋さんについても、情報をまとめました。
猫の恩返しの舞台となった場所はどこ?
猫の恩返しの舞台は、神奈川県横浜市を中心としています。
横浜元町商店街
ハルが猫のムタを追いかける商店街「十字街」は横浜の石川町駅にある元町商店街をモデルにしているそうです。
ノスタルジックな街並みがとてもおしゃれです。
スタジオジブリ公式サイトにも、横浜元町は 「大いに参考にした場所」 として掲載されています。
阿佐ヶ谷駅南口の中杉通り
ハルたちが住んでいる町は阿佐ヶ谷をモデルにしいているそうです。
さらに、トラックに轢かれそうな猫をハルが間一髪で助けるシーンは、阿佐ヶ谷駅南口を出た並木道(中杉通り)がモデルになったそうです。
▼映画のイラストと写真を並べて比較すると、街並みの雰囲気も忠実に再現されていますね。
作中でラクロスのスティックをぶつけて折ってしまうパーキングメーターも、所々に設置してあります。
実際のケヤキ並木は涼しげでとても綺麗。行ってみたくなりますね!
モデルとなったお魚クッキーのお店情報まとめ!
映画の冒頭に登場してくる、お魚クッキー。
高校からの下校中に、猫がお魚クッキーの箱をくわえながら一生懸命道路を横断している様子を見つけたハル。
その猫がトラックに轢かれそうになったところを助けたことから、ハルの不思議な体験が始まります。
物語のキーにもなってくるお魚クッキーですが、実際に販売されており、購入することができます。
▼モデルとなっているお店はこちら
東京・杉並区にある「ケーキブティックMYNT(ミント)」さんです。
猫の恩返しの冒頭、黒猫がプレゼントの箱を咥えて出てくるケーキ屋さんにそっくり。
MYNTでは、映画に登場した「おさかなクッキー」が実際に販売されています。
最初からお魚クッキーがあったわけではなく、猫の恩返しの公開後、MYNTの建物の外観が「猫の恩返し」に登場するケーキ屋さんのモデルになっていることをお店の方が知り、監督に感謝を込めて映画のクッキー作ったんだそう。
お客さんに言われて初めて知ったそうです!
現在販売されている箱に貼られているシールは、森田宏幸監督直筆のものだそうです!
映画とは違い、クッキーは小包装になっていて、箱のサイズは3種類。
クッキーは3枚入り、6枚入り、8枚入り、10枚入りを選べるようです。
【ケーキブティックMYNT】
住所:東京都杉並区梅里2-11-12
定休日:火曜日
イートイン:8席
駐車場:なし
予約:可
(※2024年4月時点での情報です)
とても可愛いお魚クッキー。
予約もできるようなので、これを目的に行かれる方は予約してから行くとまちがいないでしょう!
まとめ
観たあとにちょっと優しい気持ちになれるような、ほっこりする作品『猫の恩返し』。
そのモデルとなった場所も、癒される雰囲気を纏った素敵な場所ばかりでした。
ぜひモデル地の並木道を歩いたり、おさかなクッキーを探したりしてみてください!
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