2024年7月26日から開催されるパリオリンピック2024。
そのパリオリンピックにてメダルを乗せる「メダルトレー」のデザインに注目が集まっています。
テレビでメダルの授与を行っている様子を見て、「あの模様はヴィトン…!?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
【パリオリンピック/パラリンピック2024】メダルトレーの柄に注目!
パリオリンピック2024のメダル授与式に使用されている「メダルトレー」に注目が集まっています。
SNSなどでも取り上げられ、注目を集めているメダルトレー、なんとブランドはルイヴィトン!
表彰台へ運ばれる様子を見ていて、メダルの乗っているトレーの模様に既視感を感じた方も多いのではないでしょうか。
本記事ではこのメダルトレーのデザインの詳細や、なぜルイヴィトンなのかなどについて整理してまとめました。
メダルトレーのブランドはヴィトン!デザインが素敵と話題!
パリオリンピック2024のメダルトレーはこのようなデザインです。
トレーの外側は市松模様のキャンバス地で覆われています。
お馴染みのダミエ·キャンバスが採用されており、ルイヴィトンの伝統的なトランクを彷彿とさせる作りに。
▼ダミエ·キャンバスとは、こちらのベージュと茶褐色が市松模様に並ぶデザインのこと。
1888年に誕生したダミエ・キャンバス。
ルイヴィトンといえば、真っ先にこのカラーの市松模様が頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
次々に現れる偽物に対抗するため、2代目のジョルジュ・ヴィトンが商標登録したと言われています。
内側はルイヴィトンが同じく製作したトーチトランクとメダルトランクに合わせ、ブラックのマットレザーで裏打ちされています。
▼トーチトランク
▼メダルトランク
各トレーには、2枚から6枚のメダルが収納可能だそうです。
できるだけ軽量なものを目指して作ったとのこと。
LVMHの大株主であり、取締役会長兼CEOのアルノ―氏は、「逆説的ではあるが、非常に控えめで、非常に目立つ存在となる。このトレーは美しく、『ルイ・ヴィトン』らしいと思う」とコメントしています。
「控えめだけど、非常に目立つ存在となる」…確かに、納得がいきます!
このトレーで運ばれるのは、ジュエリーのブランド「Chaumet(ショーメ)」がデザインしたメダルです。
メダルトレーのブランドがヴィトンの理由はなぜ?
ルイ・ヴィトンは、フランスのスーツケース職人だったルイ・ヴィトン氏(Louis Vuitton)が創始したファッションブランドです。
「旅」というコンセプトを軸にしながら、バッグだけに留まらず、洋服や靴、時計、インテリアまで様々なものを手掛けており、世界中で知らない人はいないほど多くの人々から愛されています。
ルイ・ヴィトン氏は1892年2月27日に70歳で亡くなっており、服飾部門におけるデザイナーはニコラ・ジェスキエール氏に代わっています。
ルイヴィトンの原点といえばトランク。
元々「ルイ・ヴィトン」はトランク職人であり、ヴィトン社はまずトランク工場として創設されました。
世界初となる旅行用鞄の専門店をパリに創業したところからヴィトンの歴史が始まっており、フランスの中でも特にパリに縁があるブランドです。
パリオリンピック・パラリンピック開催にあたり、国が誇るブランド「ルイヴィトン」に製作を依頼することとなったのは必然といえるでしょう。
今回のメダルトレーは、メゾンのレザーグッズの製造を専門とする、メーヌ=エ=ロワール県のボーリュー=シュル=レーヨンのアトリエで活躍する熟練した職人たちによって製作されました。
フランスの伝統的な技術が、2024年のオリンピック・パラリンピックを彩ってくれるんですね!
まとめ
フランス・パリで開催されるオリンピック・パラリンピック。
その表彰式の舞台を控えめに彩ってくれるメダルトレ―は、フランスの誇るルイヴィトンが製作されていました。
表彰式を見る際、是非メダルトレーにも注目してみてください!
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