人気歌手のaikoさんの事務所の裁判が話題になっています。
歌手のaikoさん本人が証人として出廷し、「洗脳されていました」と訴えたことでも話題になりました。
しかし、裁判やトラブルの内容、どのような「洗脳」がされていたのかイマイチよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか。
aikoが裁判所の証言台に出廷!
2024年6月18日、aikoさん本人が、所属事務所の裁判に証人として出廷したことが大きく話題となりました。
SNSでも、いつの間にそんなトラブルに巻き込まれてたの?と驚きの声なども上がっていました。
裁判やトラブルの内容がよくわからないという方も多いようです。
本記事では、aikoさんの事務所内のトラブルにおいて、誰が何をしたのか、aikoさんがどのような証言をしたのかについてまとめました。
【最新】aikoに何があった?証言台で語った内容まとめ!
事件の内容
2023年2月20日に、aikoさんの「育ての親」でもある元音楽プロデューサー・千葉篤史さんが、会社法違反の疑いで逮捕されました。
千葉篤史被告は、aikoさんの所属している個人事務所「Buddygo」の元取締役。
千葉篤史被告が大学時代の知り合いが経営する芸能マネジメント会社と共謀。
ツアーグッズを水増しした金額で仕入れ、水増しした分のお金の大半を自分の口座に入金させた疑いが持たれています。
水増し請求をしたのは20数回にわたり、事務所の損害は約1億円にのぼるとみられています。
水増し請求で得た不正なお金は、ブランド品や車の購入などに充てていたとのこと。
周りの人が訝しがるほどの金回りの良さだったようです。
aikoさんは、知らず知らずのうちに自分のグッズの調達を利用され、不正なお金を手に入れるツールにされていたということになります。
報道されたaikoさんの証言
じわじわ洗脳されて、怖い…。
最終的には中抜きするために、乗っ取りみたいな形で侵食されたのかなと思う。
「君はインディーズで小さなライブハウスで音楽をやる人間だったけど、僕がメジャーという世界に引き上げちゃったんだよね」と。
私は上京して、デビューしてから製作を千葉さんと一緒にやっていたので、これが普通の音楽製作の現場なんだと思っていました。
ライブで見てきた景色は、ずっとお客さんが満席で埋まっていたので、(運営が)厳しいと言われて、私と千葉さんの見えている景色にはズレがあったのかなと、不思議で仕方なかった。
現場の空気が重くなるくらい毎日つらかった。
全てにおいて洗脳されていた。最後にこんなことをされるなんて絶望だし、すごく悔しかったです。
今、音楽を続けられていて本当にほっとしています。
ちゃんと心の底から反省してほしいです。
違和感は感じつつも、ずっと信頼してきた人が、何かおかしいとは疑いたくなかったのかもしれません。
アイコの洗脳はいつから?洗脳された理由!
aikoさんが「全てにおいて洗脳されていた」と話していますが、なぜ洗脳状態になってしまったのでしょうか。
それにはデビュー時から続いていた2人の関係にありました。
そもそもaikoさんは、千葉被告が見出して育て上げた歌手。
当時所属していた事務所とうまくいかず悩んでいた時にもaikoさんに寄り添い続け、「花火」や「ボーイフレンド」などのメガヒットを出ています。
ずっと自分に良くしてくれていた、長い年数信じてきた人が悪い人であるはずがないと思い込み、疑えなかったのかもしれません。
デビューからずっとそばにいたこと、長年苦楽を共にしてきたこと、成功させてもらった恩があること…色々な思いから、違和感に焦点を当てることができなかったのではないでしょうか。
千葉被告が不正なお金を得ていたのは2016年~2019年の頃。
aikoファンの間では「その頃の音楽は苦しそうな曲が多いな感じていた」との声もあがっていました。
▼その頃に販売されているアルバム「湿った夏の始まり」
千葉被告はバンドメンバーを集めるインペグ屋の事業もやっており、「俺がいなくなったらバンドメンバーも集められなくなる。」などとaikoさんに言うこともあったようです。
「俺がいないとイベント進行が難しくなる」と少しずつ脅しも入れながら、自分から離れないように誘導していたんですね。
個人事務所に移り「孤立」させ、その事務所の役員になった頃から、「洗脳」は始まっていたのかもしれません。
まとめ
今回aikoさんの出廷で大きく話題にはなりましたが、まだ判決は出ていません。
ファンの間では千葉さんは有名で、「あの千葉さんが!?」と信じられない思いのファンも多いよう。
長年連れ添い続け、信頼していた人に、お金のことで裏切られるのは、かなりショックが大きそうです。
aikoさんの音楽活動に影響がないか心配ですね。
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