2024年前期の朝ドラ、NHK連続テレビ小説「虎に翼」。
NHKの朝ドラでは、ヒロインが「大切な人」を戦争で亡くすなど、戦争の被害者の立場になる設定がとても多く描かれています。
「虎に翼でも、戦争で誰か亡くなってしまうの!?」と気になっている方も多いかのではないでしょうか。
SNS上では、岩田剛典さんが演じる「花岡さん」こと「花岡悟」が、戦争で亡くなってしまうのではないかと心配する声が高まってきています。
【虎に翼】花岡さんの今後が気になる!
寅子が法学部に進学した時から、同じ夢を追いかけ、助け合ってきた仲間である花岡悟(岩田剛典)は、裁判官となり地元である佐賀へ戻っていきました。
寅子のことを好きな気持ちはあったものの、「奥さんには家庭に入ってほしい」という気持ちがあり、弁護士としての一歩を踏み出したばかりの寅子には本当の気持ちを伝えることができませんでした。
真面目で、人を思いやる気持ちが強いために色々と考え込んでしまう、優しい花岡さんが、これからドラマの中で始まる戦争の渦の中で亡くなるのではないかと、視聴者の間で心配する声が高まってきています。
朝ドラにおいて、戦争による悲しみの場面はこれまで何度も描かれていますが、花岡悟さんはこれから始まる戦争の渦の中、どうなっていくのでしょうか。
花岡悟さんは今後どうなっていくのかについて、情報をまとめました。
※ネタバレを含みますのでご注意ください。
【虎に翼】花岡悟さんは亡くなるの?死因は餓死?戦死?【ネタバレ】
花岡さんは亡くなるの?
「虎に翼」のドラマ内で、花岡悟さんは亡くなるのか。
結論から記載すると、花岡さんは戦争のあおりを受けて、亡くなってしまいます。
亡くなるより少し前にさかのぼり、花岡さんの卒業後から振り返りたいと思います。
1938年、寅子たちは法学部を卒業。花岡悟は、在学中に高等試験に合格しました。
寅子は雲野六郎(塚地武雅)の弁護士事務所で、働きながら次の高等試験を受けることに。
花岡悟は桂場等一郎(松山ケンイチ)のもとで裁判官になるための実務修習をしていて、時間が合う時は寅子と日比谷公園でお昼を一緒に食べていました。
花江や、轟、よねなど、周りの人たちはてっきり花岡さんと寅子が婚約するものと思って見守っていました。
修習期間を終え試験に合格した花岡悟は正式に裁判官になることが決定しました。
花岡からいち早く連絡を受けた寅子は、花岡の希望で2人でお祝いの会を開くことになりました。
話を聞いた花江やはるは、寅子がプロポーズされるのではないかと大盛りあがり。
寅子もまんざらでもありませんでした。
しかし花岡は、「佐賀地裁に赴任することになった」と明かします。
「やめていった仲間たちのためにも早く一人前の立派な弁護士になりたい!」と夢を語る寅子に、花岡は話したかった言葉を飲み込み、笑顔で返します。
結局プロポーズはなく、2人は握手をし、互いにエールを送りあい別れるのでした。
花岡は寅子のことを好きな気持ちがあったものの、奥さんには家庭に入ってほしいという思いがあり、弁護士としての一歩を踏み出したばかりの寅子には本当の気持ちを伝えることができなかったのです。
数ヶ月後、偶然上京していた花岡と再会しましたが、花岡は婚約者を連れていました。
切ない…
【虎に翼】花岡さんの死因は戦死?餓死?
花岡悟は、戦争に出征して戦地で亡くなったわけではありません。
終戦後の食糧不足の中、餓死で亡くなります。
時が経ち、終戦から1年後、夫である優三さんが戦死していたことを知った寅子。
自分の力で生きていくため、裁判官になるという目標ができます。
その頃花岡悟は東京地裁に戻り、主に食料管理法違反の事案を担当していました。
花岡悟は闇市に関する裁判を担当しているため、「自分が闇米を食べるわけにはいかない」と思い一切闇市のものを口にしなかったことによる、栄養失調が原因で亡くなったのです。
寅子は花岡が餓死したことを知り、花岡とお昼を共にしていた日比谷公園のベンチに腰掛け、涙ぐみながらつぶやきました。
どうしていくのが正しいのか何もで納得できていないけれど、
花岡さんが守ろうとしたもの、私も守っていくから。
まとめ
不器用で優しく、真面目な青年・花岡悟。
寅子の幸せを考え過ぎて、自分の気持ちを伝えることすらできなかった不器用な彼の幸せを願っていた人は多かったはず。
花岡さんを今後見られなくなってしまうのはとても寂しいですね。
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